『モノクロ』
見上げた景色は、モノクロトーンの天井。
長年のヤニに毒されたような黒ずみが見える。
君と出会ったあの時から、悔しいほどに景色は鮮明で。
それまでの絶望にあった視界は、音を立てて崩れていく。
全てが嘘のように、見るもの全てが愛しさに包まれた。
愛せなかった筈の自分自身でさえ、君というフィルターを通せば愛せる気がする。
君という存在を中心に色付きが広がって。
時には涙がこぼれそうになる程、ココロが満ち満ちて。
だけど、気づいてしまったんだ。
それは単なる、幻想だと。
俺が見ていた鮮明な景色は、君がそこに居るから成せる業なのだと。
俺は、貴方が居るから人らしくなることが出来るのだと。
君しか見えない
君しか要らない
君しか色づかない
だからそのままで
一番色づくのは貴方のままでいい
笑顔のまま、君は俺の隣に居て。
これが、君が僕に尋ねたクリスマスプレゼントの答えです。
貴方が欲しい。
・・・・・・恥ッ!!!
恥ずかしい!!(笑)
何となく、神が光臨しかけたような気がしたんですが(笑)
亜惣にとっては、悪戯の方か!?
というか、もっとこう。
何というか、良い感じに収めたかったのですが。
短い上に、亜惣以外の人に真意が伝わってくれるものなのか。。。。
心配です。
取り合えず、「貴方がいるからよかった」的なことをもっと切羽詰った感じで(?)
愛しそうに伝えられればいいな、とか思ってたんですが。
ま、短い上に文章なので。
皆さまの好きなように、取り合えず「二人は甘甘」と解釈して頂ければいいかと(笑)
もっと、季節に因んだ小説をがんばります。
でも、何よりも、タイムリーに更新できるようにならねば !!
見ていただければ分かると思うんですが、ほら例のイベントの為に
85祭りと掛けて(?)更新しようと思ってたんですよ。。。。。
とほほデス。
これからも頑張ります。
祭り企画はまた、リベンジします。
少しでも楽しんで頂ければ、幸いです。
2007・12・31